院長のひとりごと

2021.06.15

そろそろ還暦

前回、院長の独り言を書いてから、2年になります。何と長い間怠けたことでしょう。()

その時書いた記事が、ロスの大谷観戦ツアーでした。

今考えれば、あの時行っておいて本当に良かった。

その後は、世界中でコロナパンデミック、当分彼の活躍を本場で見るのは難しそうです。

しかし、今年の彼の活躍はどうしたことでしょう。

野球ファンでなくてもワクワクしますよね。

日本人ばかりか、アメリカ人にも愛され、人間的にもドンドン成長しています。

オールスター出場もほぼ確実のようです。怪我無く、最高の1年になってくれることを願います。

 

久しぶりに近況報告を書く気になりました。

今年8月で60歳、とうとう還暦を迎えます。

歯科医師となって35年、途中大病をして入院することも度々、診療所休診の危機もありましたが、

何とか楽しく仕事を続けられたことに感謝です。

健康の大切さを実感しつつ、

わずかに残った歯科医師魂と日に日に衰えていく体だけが今後の私の武器となりました。

他職種の友人からは、定年がないことを羨ましがられますが、逆に私は定年して、

人生をリセットしたいという想いがありました。

しかし、コロナを境に自然に新しい生活に変えざる負えなくなりました。

今までは、ただがむしゃらに仕事をし、好きなことを追い求めました。

余暇は自由気ままに旅をし、美味いものを食べあさり、よく飲み、よく騒いでいた

かつての生活が当たり前ではなくなりました。

後継者もいないため、「楽しく悔いなく働くこと」をモットーに、診療時間を短くし、

診療後の家での自分時間を楽しむ生活、休みをしっかりとり、新たな趣味や楽しみの探求、

そして何よりも気の許せるスタッフに囲まれ、私を信頼して通ってくださる患者さんに対して、

最良の診療を提供すべく、もうしばらく歯科医師人生を歩もうと思います。

 

追伸 その先月初孫が生まれ、とうとうおじいちゃんになりました。

孫は、子供とは違った意味で可愛いですね。

       宇治郷という名前を名乗る家族が増えたことがとても嬉しいです。

       女の子なので、可愛い洋服を買う楽しみが出来ました。

これから、孫がどんどん増えていくといいなと期待しています。

 

   その2 今年は皆さんに、また私の病気で心配とご迷惑をおかけしました。

              2月から6月までの5か月間。悪性リンパ腫のため抗がん剤の治療を行いました。

       4クールの抗がん剤治療も終わり、今後経過観察の予定です。

       もともと、腫瘍マーカーが高かっただけで無症状だったので、元気に復帰しています。

       この治療中に、血糖値の上昇を抑えるために、食事制限を行いました。

       しっかり4~5kg痩せて、すっきりとした体形になりました。

大好きなパンも甘いものも控えて、日々耐えています。

いつまで維持できることか、これが一番問題です。

2019.08.18

アナハイム 大谷観戦記

 こんにちは。院長の宇治郷です。

久しぶりの更新となりました。怠慢をお許しください。

お盆休みに、友人3人とアナハイムのエンゼルススタジアムに大谷選手を応援に行ってきました。

おやじ3人の気ままな旅のため、計画性は全くなく、とんだ珍道中になりました。

ハリウッドサイン、確か30年前の新婚旅行で一度見た気がします。その頃、本当にあったかな?

夏でもロスアンゼルスは、湿度が低くてとても過ごしやすかったです。

ロスからアナハイムまでは、40~50km。車社会のロスでは、ウーバーがとっても便利です。

アメリカに行く人は、ウーバーを調べて必ず利用してくださいね。

試合開始3時間半前には到着し、大谷グッズの買いこみ。買っている人は、半分以上が日本人です。

お盆休みのため、日本からの家族連れがたくさん来ていました。

 

おやじ三銃士は、試合前からビール、ワイン、つまみを大量に買い込み、試合に備えました。

試合は、2回終了時には、0-6と一方的な負けゲームの気配。

その後も、打てず守れずの大敗となりました。大谷の成績も内安打のみの1安打。

結果はともかく、球場はきれいだし、大谷の雄姿を大リーグの試合で見えただけでも上出来でした。

ただ皆さん知っておいてください。お酒を買うのは、ロスアンゼルスではとても厳しくて、

球場のビールにもパスポートの提示を求められました。

日本とは違うアメリカのルールを学ぶこととなりました。

15日の午後に羽田空港に帰国。その頃岡山では、台風10号が通過中。

夕方6時発の飛行機は、直前30分前に欠航が決まり、東京泊となりました。

旅行が1日延びて、少し得した気もしましたが、翌日の便に振り替えは叶わず、

新幹線での帰郷となりました。

こんな旅もたまにはいいかなと思いつつ、

日常生活に戻るべく時差ボケ解消しながらこのブログを書いています。

追伸  以前お話ししていた、介護職員初任者研修は、無事終了し、資格取得しました。

    また、10月からは、小児の予防矯正という新しい取り組みを開始します。

2019.05.05

令和元年 診療スタートです

 倉敷の歯科、院長の宇治郷です。

ゴールデンウィークも残すところ2日となりました。皆さんは、いかがお過ごしですか。

私は、することもなく、暇で暇で困っています。

こんなに、家の掃除や、庭の花の世話、医院の寄せ植え作り等に精を出したことはありませんでした。

前半は、義母の法事のため、子供たちも帰省し、賑やかに家族で楽しく過ごしました。

ところが、平成の残り2日となった頃から体調が悪化し、風邪なのかインフルなのかで寝込んでしまいました。

こんな時、ゴールデンウィーク中でも空いている病院があるのは、本当にありがたい限りでした。

9連休にして、患者さんにはさぞかしご迷惑をおかけしたのではないかと、少し後悔しています。

人間というのは、勝手なもので、インフルではなく、ただの風邪だと判明した翌日には、

見る見る元気になり、今ではすっかりと元気になりました。

しかし、平成最後の日と令和最初の日は、ベッドの中で過ごすという歴史的な出来事となりました。

天気も平成最後の頃は、雨模様のあいにくの天気でしたが、令和と共に快晴に替わり、

清々しい春の日、いや夏の日のようになり、行楽に出かける方には最高の天気となったことでしょう。

新しい時代をみんな明るい気持ちでスタートできたことは、喜ばしい限りです。

ほとんど何もせず、どこへも行かず、家でのんびりしたゴールデンウィークは、人生で初めてかもしれません。

今年8月で58歳を迎え、高校の同級生と話をすると、定年と老後の話がメインとなりました。

一般の人たちは、60歳で一度定年、その後再雇用されるか、他の職場に移り、5年ほど働いて完全定年。

我々歯科医師には、定年はありませんが、どこまで続けるかは時々考えます。

私には後継者はいませんので、

私が歯科医師として納得するまで、

楽しく仕事が続けられているまで、

新しいことを学び続ける気持ちが維持できているまで、

地域の皆さんの役に立つ仕事ができていると感じられているまでは頑張りたいと思います。

私には、これから始めたい診療分野が二つあります。

一つ目は、予防矯正という聞きなれない分野です。

二つ目は、人が最後まで口から食べることをお手伝いする摂食・嚥下の支援です。

今はまだ詳しくは述べませんが、現在真剣に取り組んでおり、近々詳しく説明させていただきます。

令和の診療が始まる2日前に、心静かに今後の診療に対する決意を新たにしています。

今後ともよろしくお願いします。

2019.03.24

ベトナムボランティアに行ってきました

 倉敷の歯科、うじごう歯科医院の院長の宇治郷です。

今年も、恒例のベトナム歯科ボランティアに行ってきました。

今回は、非常勤歯科医師の小山先生と参加しました。

大阪、奈良、愛知のメンバーを含む総勢15名の精鋭部隊でホーチミンシティーへ行ってきました。

知らない人もいるかもしれないので我々の活動を簡単に説明します。

DNOWと呼ばれるNPO法人が岡山にあり、岡山大学歯学部卒業生を中心に約9年間、

ベトナム、フィリピンを中心に恵まれない子供たちを対象に歯科ボランティアを行っています。

私は、その理事で、毎年1~2回活動に参加しています。

 

 

もちろん、私たちだけで活動が出来るわけではなく、現地のボランティアの方にも参加してもらっています。

内容はというと、歯科検診、フッ素塗布、そして必要な子供には歯科治療を行います。

皆さんが想像する以上に、まだまだベトナムの子供たちの口腔環境は劣悪です。

手を付けられない子供たちも多数います。

一方、虫歯のない子供たちも少しづつではありますが増えてきました。

皆さんイメージわきますか。

ボランティアでは、日本のような設備はありません。あるものを使って、出来ることをするのが、原則です。

診療台などあるわけもなく、机の上にクロスをかけただけのものです。

日本から持って行った訪問診療用の簡単な器械を使って歯の治療をします。

我々の活動が、どれほどの意味あるものかは分かりませんが、

「やれることを精一杯やる」を合言葉に頑張っています。

しかし、我々が治療よりも特に重要視していることを紹介します。

それは、ヘルスプロモーションという予防啓発活動のことです。

1本や2本の虫歯を治すよりも、虫歯にならない口腔内環境を作ることが大切だと思います。

日本とベトナムでは、生活習慣が違うため、日本と同じ方法でいいわけではありません。

その国に合った形で、予防方法を考えないとうまくいきません。

一生懸命、歯ブラシをする子供たちの姿に癒されます。

皆さんの中で、参加してみたくなった方はいませんか。

歯科医療従事者でなくても参加は可能なんですよ。

参加希望の方がおられましたら、是非連絡ください。

追伸  以前報告させてもらったヘルパー2級の研修は、順調に進んでいます。

    16回の内、7回が終了しました。明日から実習も開始です。

    想像以上にハードですが、得るものも多く楽しく受講しています。

    また、終了したら報告します。

2019.02.07

福祉車両って、知ってますか?

 倉敷の歯科、うじごう歯科医院の院長の宇治郷です。

最近、高齢者の自動車事故の話が、あとを絶ちません。

ブレーキとアクセルを踏み間違えた。

高速道路を逆行した。

歩道を走行した。

どうしたら、こんなことが起こるのでしょうか。

しかし、これが「年をとる」ということなのだと思います。

自動車を手放すと、不便になることは間違いありません。

バスや電車のない所に住んでいる人にとっては、大変なことだと思います。

病院に行くのも、買い物に行くのも困ることでしょう。

でも、いつかは勇気をもって、自分の責任で免許の返納をしなければなりません。

昨年、義理の父が90歳で車を手放しました。

今月、87才の父が、車を手放します。

二人とも、免許の返納に対しては、かなりの抵抗を示しました。

しかし、家族みんなで、しっかりと話合い(なかば、無理やり)返納してもらいました。

返納後は、不便になった生活のサポートをするのは、我々家族の役目です。

病院への通院の送迎はもちろんですが、定期的な買い物サポートも約束しました。

年をとった両親の車への乗り降りもかなり大変になってきました。

車高の高い車は乗りにくいし、逆に低い車は降りるときに出にくいし、

ドアの開閉方法も色々と考えなくてはなりません。

そこで、年とった両親が楽に乗れる車を探し始めました。

色々と調べ、「福祉車両」というジャンルで検討しています。

皆さん、こんな車見たことあるかと思います。

助手席のシートが回転して、外に出てくるタイプの車。

車いすのまま、乗車できる車。

画期的だと思いませんか。軽四なのに、普通車以上に広い室内。

スライドドアで子供やお年寄りに優しい作り。

外観は、普通の車と全く変わりません。

しかも、福祉車両は、消費税がかからないし、色々と減税の対象になるとのことです。

たぶん、我が家にどちらかのタイプの車が近いうちに嫁入りすることでしょう。

高齢化社会を迎える現在、車選びも色々と考えなければいけないようです。

2019.01.14

明けましておめでとうございます

 倉敷の歯医者、うじごう歯科医院の院長の宇治郷です。

皆さん、明けましておめでとうございます。

あまり寒くもない穏やかな一年のスタートになりましたね。

今年は、何も予定もなく、ただひたすらダラダラと過ごした正月でした。

おかげで、ぽっちゃりとしたおなか周りで、今年最初の仕事はダイエットのようです。

恒例の家族そろっての高松稲荷への初詣とおみくじ。

今年も、私は「凶」でした。また家族4人中の3人が「凶」という何とも「凶」の多さ。

こんなに「凶」が多い神社が他にあるのでしょうか。

高松稲荷の人、なんでこんなにたくさんの「凶」を入れているのか、教えてください。(笑)

しかし、こんなことで落ち込む私ではありません。

新年のスタートは、多くの目標と夢を抱えて始めるもの。しっかりとスタートダッシュを決めますよ。

今年は、育休中の衛生士の復帰と新人衛生士が2名加入。受付スタッフも現在募集中。

スタッフ増員でパワーアップは確実です。しかし、同時にスタッフ教育にも精を出す一年になるかと思います。

しかし、院内のスタッフが増え、活気が出るのはいいことですよね。

また個人的には、勉強したいことが山積みで、楽しい一年になりそうです。

「乳児からの成長育成」と「摂食・嚥下」、そして「口腔機能低下」がキーワードになるかなと思っています。

そうそう、忘れてはならないある資格の取得。

昔でいう「ヘルパー2級」現在は、「介護職員初任者研修」と言います。

今月末からの入構が決まりました。

実習を含んで、130時間の研修。かなりハードなものになりそうですが、楽しみです。

高齢化社会に突入している現在、歯科医師としても年老いた両親を持つ人としても必要な研修かなと思います。

介護現場の本当の姿を垣間見てみたいと思います。

平成の最後の正月、そして新元号の初年、心を新たに弾丸スタートしていきます。

皆さんも、是非色々な目標を設定してくださいね。

今年も、うじごう歯科医院スタッフ一同、皆さんの健康管理を全力でサポートしていきます。

よろしくお願いします。

2018.12.23

今年もお世話になりました

 倉敷の歯科、うじごう歯科医院の宇治郷です。

今年も残すところあと僅かになりましたね。皆さんは、どんな年でしたか。

我々の住む「倉敷市」も全国的に有名になりましたね。真備をはじめ、いたるところで起こった水害。

誰がこんな惨事を予想したでしょうか。

晴れの国、岡山。災害に最も縁のない県と言われていたのは、もう過去の話です。

物事に絶対はないことが証明されました。

当院にも真備からたくさんの方が通ってくれています。

全壊、半壊の被害にあわれた方には、心よりお見舞いを申し上げます。

当院も、今年の4月から木曜日を休診にさせていただきました。

結婚、出産、退職等でスタッフも減少し、週に6日間診療することも難しくなりました。

また、最近よく聞かれる「働き方改革」についても、考える時期が来ていると思います。

歯科医院という職場は、どうしても拘束時間が長く、夜7時から8時に退社というのも珍しくありません。

不思議なことに、医科の他の診療科は、大抵夕方6時には、診療を終えています。

患者さんも、その時間に間に合うように、各病院を受診されます。

なのに、歯科医院では6時に閉めると、早すぎると批判されるのはなぜでしょうか。

現在、当院では6時半に診療を終了していますが、そろそろ6時終了を目指したいと思います。

まだすぐには、無理かと思いますが、その際はご理解くださいね。

来春には、新人歯科衛生士2名が入社し、育休中の歯科衛生士佐々木が復帰してきますので、

賑やかになるかと思います。さらなる医院としてのパワーアップをお約束します。

また、現在私をはじめ、スタッフが力を入れて勉強している分野についてご紹介します。

一つは、歯科医院に通って来れなくなった要介護者に対する訪問診療です。

特に、摂食・嚥下を中心にした食支援の勉強に時間を割いています。

私の来年の目標の一つに、ヘルパー2級の資格取得があります。

口の中の勉強と同時に、要介護者の病状や介護内容、体全体のことを把握する必要を強く感じます。

現在、講座に申込中ですが、人気がないのか、まだ必要数に受講者が足りていません。

興味ある方、一緒に受講しませんか。(笑)

またその他、出産直後の乳児の哺乳から始まり、離乳食、普通食の正しい食事のとり方。

口呼吸ではなく鼻呼吸、口腔周囲筋や舌の正しい発達、摂食・嚥下機能の発育等についても勉強中です。

どのような形で、皆さんにフィードバックできるかまだ分かりませんが楽しみにしておいてください。

最後になりましたが、先週ホノルルマラソンに参加してきました。

4年ぶりのフルマラソンで、かなりこたえましたが、楽しく完走(いや、完歩)してきました。

6時間の長い散歩だったことを報告させていただきます。

一年色々とありがとうございました。皆さんもよいお年をお迎えください。

2018.11.18

ホームページ変わりました

 こんにちは、院長の宇治郷です。

ホームページのモデルチェンジを考えてから、想像以上に長い時間がかかってしまいました。

前のホームページの内容が古く、そして多くなりすぎたため、シンプルなものに変更しました。

受付の平田がほとんど作ってくれました。本当にありがとう。

最近では、パソコンよりもスマホから見る人の方が多いのですよね。

私のように老眼が進むと、スマホ画面では小さすぎて見えませんが、きっと皆さんはスマホで見ているのでしょうね。

しばらく横着をして、さぼっていた院長の独り言のページを再開したいと思います。

とりとめのない話を、自分勝手に書きたいと思います。

良くも悪くも私のことを知ってもらえればと思います。

今のブームは、とりあえず体を動かすことです。

この2~3年色々と病気をし、皆さんにはご迷惑をおかけしました。

今は、完全復活し、4年ぶりのフルマラソンにエントリーしました。

走り始めて感じることは、とにかく体力と気力の衰えです。

今までは、3か月かけて何とか体づくりをしていましたが、それではまったく追いつきません。

5km走れるようになるまで、3か月かかってしまいました。

3か月計画は、6か月計画に変更しましたが、全く完走できる気がしませんが、あとは気持ちの問題でしょうね。

残り3週間、走れなければ歩ききるのみです(笑)。

今回は、大学生の娘と一緒に初めて走ります。

きっと娘には、置いていかれることと思いますが、久しぶりの42.195kmを楽しみたいと思います。

次回は、皆さんに何とか完走報告をしたいと思います。