倉敷市にある歯科医院

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うじ号新聞


 うじごう歯科医院
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 TEL 086-463-6500
 
              
院長のひとり言 


     少子化が問題って知ってますか?


平成19年5月21日


こんにちは。院長の宇治郷です。

 
先日、書店で本を見ていると、「猪口さん、なぜ少子化が問題なのですか?」というタイトルの本に目がとまりました。普通なら、私にとって、さほど興味のある問題ではないので、気にも留めない本なのですが、何故だかわからないが、つい手に取って買ってしまいました。


 最近ニュースの中で、出生率が1.3ぐらいになり、とうとう日本の人口が減少に転じたという事ぐらいは知っています。

 また、このままいくと、将来は、老人ばかりになって、年金制度がパンクして、我々の時代には、寂しい年金生活になるということも知っています。
 
 最近の女性は、結婚時期が遅くなり、おまけに仕事中心になって、子供をあまり望まなくなったということも知っています。


 しかし、この本を手にしたとき、最初に考えたのは、このまま少子化が進んだら、我々歯科医師の生活はどうなっていくのだろうかという、すごくレベルの低い、自己中心的な興味が頭をよぎりました。


・老人が増えるのだから、義歯の需要が増えていくだろう。

・最近の患者さんは、歯を大切にしていくし、長生きするので、予防処置が増えていくだろう。

・子供が少なくなるので、虫歯治療は減っていくだろう。

・老人は増えるけれど、年金制度は破綻して、歯科治療にお金をかけれるゆとりのあるお年寄りはあまりいないだろう。

・保険料を払う人は、どんどん減っていくため、掛け金は増えていくし、また、負担率もどんどん上がっていくだろう。

・医療保険制度も破綻して、ほとんどの治療が保険で出来なくなるだろう。

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 なにか、考えれば考えるほど、暗い社会が待っている気がしてきました。本を読みはじめてみると、私が考えている以上に、いろいろな複雑な問題があることが分かりました。皆さんは、この少子化の先に待ち受けている社会がどのようなものか、ご存知ですか?

 少しだけ、数字を挙げてご紹介します。

現在2006年の日本の人口は、約1億2800万人ですが、このまま少子化が進むと、2050年には、約一億人に減少します。2100年になると、4080万人になり、なんと2300年には、176万人と推定されます。また、2050年には、その3人に一人は65才以上のお年寄りになります。

 そして、この本によると、少子化のその先にある社会とは、

・消滅する地方自治体が続出する?

 地域によっては、極端に過疎化するところが出てきて、防犯、消防などの機能だけでなく、医療や教育なども維持できなくなる。

・社会的機能の維持が不可能に?

 もちろん子供の数が減りますから、学校の規模も小さくなり集約化されます。地域の極端な過疎化は、適正な地理的範囲の中で供給されるべき社会的機能の維持が困難になることを示します。

・税金や社会保証の負担の急増

 少子化によって、働く現役世代の割合が小さくなり、高齢者の人口割合が大きくなるため、年金や医療費、税などの国民負担が大きくなることが予想されます。

・都市への冨の集約化が始まる

 人口減少に伴い、都市への経済集中が始まっていく。

 どれも、このままの状態が続くと、現実になりそうではないですか。本では、これからの5年間でどれだけ、婚姻数や出生数を上げていけるかがポイントだと述べています。

 少子化問題が、我々日本人の将来にこれほど大きな影響を与えることを知っている人は、いったいどれぐらいいるのでしょうか。何か、とても恐ろしい気がしてきて、周り中に、この話をしました。歯医者の将来が、どうのこうのという次元ではないようです。もう子供は要らないから、自分には関係ないといっている次元でもないようです。いったいどうしたら、少子化問題が解決していくのでしょうか。まずは、この現実と、このまま進んでいったときの将来予想を、もっと国民全体に知らせるべきだと思いました。私は、この本を読むまで、少子化問題の核心については、まったく理解していませんでした。おそらく、ほとんどの人が私と同様に理解していないと思います。

 環境問題にしても、この少子化問題にしても、私の生きている間は、まだ何とかなるかもしれません。しかし、我々の子供達や、孫の世代には、間違いなく大きな問題となっていることでしょう。他人事と考えることなく、しっかりと向き合って生きたいと思いました。

 興味ある人は、是非、買って読んでみてください。


             


   少子化問題を、かなりシビアに考えている 宇治郷 好彦

 



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