倉敷市にある歯科医院

倉敷市の歯科 うじごう歯科医院 ■診療時間
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うじ号新聞


 うじごう歯科医院
 〒710-0016
 岡山県倉敷市中庄414

 TEL 086-463-6500
 
              
院長のひとり言 


           倉敷チボリ公園


平成19年3月30日

こんにちは。院長の宇治郷です。

 昨日、倉敷歯科医師会の総会で、倉敷チボリ公園に行ってきました。春休みのとても暖かい日でしたので、さぞかし人が多いことと思っていましたが、予想に反して、とても静かで、のんびりとした雰囲気でした。花はきれいに咲き誇り、季節も最高、なのになぜか寂しい様子?

 皆さんも、ご存知のように、最近のテーマパークは、東京ディズニーランドを除けば、すべて赤字経営のようです。倉敷チボリ公園も例外ではなく、いつつぶれてもおかしくない状態のようです。かなりのお金が、地方自治体から出ているみたいで、毎年赤字を積み重ねつつ、何とか維持しているといったところでしょう。一体何が原因で、こんなに人が集まらないのでしょうか?
 
 
チボリ公園について、少し調べてみました。

 皆さんは、デンマークのチボリ公園について、ご存知ですか。デンマークの首都コペンハーゲンに、1843年に感動とロマンにあふれた魔法の庭園として、チボリ公園は誕生しました。都市型公園の基本を忘れず、常に豊かに進歩しているチボリ公園は、デンマークの誇りであり、世界中から年間約350万人の人々が訪れるすばらしい公園なのです。
 そして、その血を受け継いだはずの倉敷チボリ公園が1997年に誕生しました。
 倉敷は、白壁の古い町並みを大切に保存し、大原美術館に代表される芸術と、毎年春に開催される音楽祭で知られる観光都市です。倉敷チボリ公園は、このような歴史、芸術、音楽、文化などに、デンマークのチボリ公園の楽しさ、快適さ、美しさを生かしながら、日本人の感性に合うように建設されたとの事です。
 ズバリ、時代や年代を超えて、「心のやすらぎ」を探し出す空間を提供することがコンセプトのようです。

 こんな素晴らしいコンセプトを持って誕生した倉敷チボリ公園が、ど゜うしてつぶれそうなのか、とても不思議な気がします。私なりに、色々とその理由を考えてみました。

 
1.入場料が高い。
 
  大人 入場料 2,000円、子供 1000円、アトラクションのフリーパスをつけると、大人 4,400円、子供 3,100円は高すぎます。ちなみに、あの東京ディズニーランドは、大人 5,800円、子供 3,900円ですから、ほとんど値段は変わりません。あれだけの設備とすばらしいサービスを提供してくれる夢の国と金額がさほど変わらないのは、少し腑に落ちません。もっと多くの人が気軽に訪れることが出来るように、入場料は安くして欲しいと思います。


 
2.施設、アトラクションがほとんどない。

 チボリ公園の全ての施設を利用し、アトラクションに参加しても、半日あれば終わると思います。しかも、開園以来、ほとんど新しい施設は増えておらず、アトラクションに至っては、だんだんと縮小し、お金のかからない、完成度の低いものになっていると思います。遊園地の乗り物も、チボリ公園独自のものは、何もないし、大人が楽しめるものは、全くないと思います。


 3.スタッフの教育が十分でない。

 何といっても、テーマパークというのは、一歩入ると、非現実的な夢の国であって欲しいと思います。そのためには、そのテーマパークで働く人たちは、ゲスト(お客さん)を夢の国にいるかのような気持ちにさせてくれるような、サービス精神や感動を与えるプロデューサーであってほしいと思います。しかし、一人ひとりの接客技術を見ていると、少し寂しくなります。昔は、スタッフの衣装もおしゃれなものだったのに、昨日は、ウインドブレーカーを着ているスタッフをたくさん見ました。予算がないの事は、わかりますが、これでは現実の国でしかありません。


 4.レストラン、ショップが充実していない。

 大きなテーマパークに行くと、お土産を買ったり、食事をしたりすることは、とても楽しみなことだと思います。しかし、チボリ公園に何回か行きましたが、最近では、食事をすることも、お土産を買うこともなくなりました。ショップを覗くことさえなくなってしまいました。どうしてなのでしょうか?


 
5.コンセプトが感じられない。

 何といっても、最大の問題点は、これだと思います。色々と、原因を考えてきましたが、チボリ公園のコンセプトが何なのかを、全く感じることが出来ません。
 「心のやすらぎ」を探し出す空間を提供するという、コンセプトは、チボリ公園を運営する人たちの中にしっかりと意識され、根付いているのかとても気になります。そして、そのコンセプトをゲストに伝えたり、感じさせる工夫をしているのかが、まったく、私には感じ取れませんでした。


 私自信、歯科医院においてもコンセプトをしっかりともち、それを来院者の方にお知らせることは、とても重要だと考えています。当院の基本理念やコンセプトを、常にスタッフ全員に徹底することはもちろんですが、できるだけ来院者の方にも、お知らせしたいと待合室の掲示板に張ったり、ホームページを通じて紹介させていただいています。常に、時代の流れや、来院者の方のニーズを意識しながら、新しいものに取り組んだり、また、今まで培って来た伝統を守り続けたりすることがとても重要だと考えています。
 そして、自分達のしてきたことの評価は、チボリ公園であれば年間のゲストの数や、リピート率を見れば明らかだと思います。もちろん当院におきましても同様だと思います。

 少し、私らしくないネガティブな内容になってしまいましたが、決してチボリ公園が嫌いなわけではありません。それどころか、出来ればいつまでも倉敷の地で、市民や観光客に愛される公園であってほしいと思っています。考えてみてください。まだ、たった10年しか経過していないのです。伝統も文化も、なにも出来ていません。我々、倉敷市民が、見捨ててどうなるのでしょうか。これから、どのような改善策が打ち出されるか、とても楽しみです。倉敷の地に、チボリ公園を建設した、当初の目的をしっかりと思い出して欲しいと思います。我々、市民が、「心のやすらぎ」を感じられ、そして毎日のように、気軽に出かけていけるようなそんな公園になってほしいと思います。


 余談ですが、明日から春休みをとって、娘の希望により、東京ディズニーランドとディズニーシーに家族で出かけてきます。娘は、何ヶ月も前から、大喜びで、ガイド゛ブックを3冊も買って、下調べはバッチリのようです。私自身は、遊園地はあまり好きではないのですが、娘の喜ぶ顔を見ることと、顧客満足度NO.1のテーマパークで、そのコンセプトとサービスの質の高さ、またスタッフの対応等を、色々な視点から見てきたいと思います。


 
     テーマパークの存在価値について考えた  宇治郷 好彦

 



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