倉敷市にある歯科医院

倉敷市の歯科 うじごう歯科医院 ■診療時間
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うじ号新聞


 うじごう歯科医院
 〒710-0016
 岡山県倉敷市中庄414

 TEL 086-463-6500
 
              
院長のひとり言 


         「SMAP」のようなチーム作り

H18.11.17

 こんにちは。院長の宇治郷です。

 最近、少し考えていることがあります。二週間前の大阪で開かれたシンポジウムで、いつもお世話になっている兵庫県の林先生の発表の中に、
理想の組織作りの最終段階は、相互依存だという意味の発表がありました。

 大変印象深い内容で、その日からずっと、私の頭の中に残り、常にそのことについて考えています。発表の概要は、以下のようなものでした。

 
組織(スタッフ)の成長には、三段階あり、まずは「依存」という第一段階。そして、「自立」という第二段階。そして最終の「相互依存」という第三段階。

 
「依存」 

 スタッフがまだ成長しておらず、自分自身で物事を考えることが出来ない状態。指示されることを何とかこなすが、指示が無ければ、何も出来ない状態。
 5人のスタッフがいれば、まだ3〜4人分の仕事しか出来ない組織。


 
「自立」

 依存していたスタッフが、自ら自分のやるべきことを理解し、責任を持って行動出来るようになった状態。
 5人のスタッフがいれば、5人分の仕事が出来る組織。


 
「相互依存」

 自立したスタッフが、各々の仕事に責任を持ってこなすだけではなく、組織の中での自分の果たすべき役割を十分に理解し、その上で、他のメンバーの仕事の内容やその人の特性(長所、短所など)を理解し、その人の力が十分に発揮できるように配慮しながら、チームとしての総合力を高めていく段階を「相互依存」と言っていました。
 5人のスタッフがいれば、5人以上の7〜8人分の仕事が出来る組織。



 今年一年間、私は常にスタッフに、以下のことを言い続けてきました。

 
「自分自身のやるべきことを考えて、自立してほしい。仲良しなのは、いい事だが、仕事に対しては、一人ひとりが責任を持って独立して行動してほしい。」

 私の中では、組織作りの最終目標が、「自立」の段階だったのに、その先生は、もう一歩先の「相互依存」という段階に目標を置いておられました。「依存」と言う言葉には、あまりよい印象を持っていなかった私ですが、この「相互依存」という言葉には大変大きな感銘を受けました。

 現在、当院のスタッフはまだ若く、「依存」の段階の人、「自立」の段階の人、色々だと思いますが、残念ながら「相互依存」の段階に入っている人はいないと思います。かく言う私自身も、年はとって「自立」はしていると思えるものの、「相互依存」の段階には入っていなかったことを実感しています。

 当院に置き換えて考えて見ました。

 新人で入ってきた人は、最初は何をして良いのか分からず、院長や先輩の指示に、良いか悪いか考えずにまずは従います。そして、分からないことや、困ったことがあると、自分で考えることはせず、すぐに聞きやすい先輩に答えを求めます。この段階が
「依存」です。


 この依存の段階から、何年かたってくると、色々なことを経験してスタッフは成長していきます。そして、今まで言われたことだけをしていた状態から、さらに、もっと良い方法を工夫し始めます。場合によっては、言われたことに疑問をもったり、不満を持ったりして、拒否する場合もあるかもしれません。しかし、自分自身で考え始め、自分の仕事に誇りを持ち、やりがいを感じて成長していきます。指示を待つ姿勢から、自主的に考えて、そして行動していくようになります。この段階までくると、スタッフそれぞれに個性や、長所、短所もみえてきます。

・成長の早い人も、遅い人もいると思います。これも個性です。
・勉強はあまり好きではないが、頑張り屋で、目上の人に対して、とても礼儀正しい人もいます。これも個性です。
・少し意地っ張りですが、全体を見渡す力が優れ、後輩からとても慕われている人もいます。これも個性です。
・手先はあまり器用ではないが、常に前向きで努力家の人もいます。これも個性です。
・あまり周りを気にせず、マイペースに行動しますが、やることはすごく几帳面な人もいます、これも個性です。
・人前で話をするのはあまり得意ではないが、いつも一生懸命頑張っている人もいます。これも個性です。
・本を読むのがとても苦手で、決断力は乏しいが、手先がとても器用で、いつも 明るく頑張っている人もいます。これも個性です。
・少しテンションの低いときもあるが、目標を持って常に努力している人もいます。これも個性です。
 
 私は、いろんな人がいてよいと思います。一つの組織の中では、同じ目標、同じ価値観を持つことはとても重要です。しかし、まったく同じタイプである必要はないと思います。同じような人ばかりが集まった場合、意見の衝突や、トラブルは少ないかもしれませんが、新しい意見や物事の変わった見方が出来ず、組織としては決して発展はしていかないと思います。たとえば、富士山の頂上を目指すとき、道はたくさんあると思います。急勾配でとても険しいが、最短の道。距離は長く、時間はかかるものの、ゆるく比較的楽な道。景色や自然を観察しながら回り道をして進むゆとりの道。どの道を選んでも良いと思います。しかし、頂上(目標)を目指さずに、たまたま歩いていたら、そこが頂上だったということは、決してないと思います。頂上(目標)を目指して、自分の進むべき道を探し、責任を持って仕事をこなすことが出来るこの段階が、
「自立」の段階だと思います。


 そして、自立したスタッフが、

・医院の中で、自分はどういった役割を果たすべきかを認識していきます。
・自分の強みや弱みを十分に理解していきます。
・他のスタッフの強みや弱みも十分に理解していきます。
・自分の医院の強みや弱みを十分に理解していきます。
・私たちの医院が、来院者の方々から何を求められているのかを理解していきます。
・スタッフ全員が、各々の人間性や考えを認め合い、そしてお互いを思いやり、尊重するようになっていきます。
・スタッフ全員が、自分の仕事に責任を持ちつつ助け合い、他人をさらに成長させるべく、協力し合います。
・自分たちチームの進むべき方向をはっきりと理解していきます。
・自分たちチームが、来院者の方々のために、最大の力を発揮する為には、各々がどう動くべきかを知っていきます。
 
 チームのメンバー皆が、それぞれ自立した上で、お互いを認め合い、理解し合い、そして協力することが出来たとき、はじめて
「相互依存」の段階に達することができ、歯科医院としては、すべての来院者の方々から愛される歯科医院になるのだと思います。まだまだ先は長そうです。しかし、スタッフ全員が相互依存の段階になることが、決して不可能なことだとは思いません。病院としての目標に、皆で一丸となって進んでいくことはもちろんですが、自分自身の目標をしっかりと持つことも重要だと思います。


 この話を家内にすると、「ふーん」と頷いてしばらく考えた後に、「この
「相互依存」が出来ている代表的なグループは、SMAPよね。院長のひとり言のしめは、SMAPでまとめてね」と言われました。なるほど、SMAPのメンバーは、一人ひとりが独立した才能を発揮し、芸能界のあらゆる分野で大活躍をしています。一人ひとりが、日々努力し、自分の才能を磨き、常に輝いています。一人ひとりでも十分に存在感があるのに、5人のメンバーが集まってSMAPというチームになったときは、さらに驚くような巨大な存在感になります。チーム内において、それぞれが自分の果たすべき役割を十分に理解し、そして他のメンバーの良さを引き出すように行動しているのを強く感じます。決して上手とはいえない歌についても、CDを出せば必ずミリオンセラー、コンサートを開けば、いつも超満員、ファンというわけではない私から見ても、とってもカッコいいと思います。うじごうスタッフもSMAPを目標にして、相互依存のできるチームになりたいと思います。

  チーム「SMAP」を目標にしている  宇治郷 好彦






 



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