第3回目のテーマ「床矯正」
床矯正ってなに?
最近はあごの発育不全で、歯並びの悪い子が増えています。その歯並びをよくする矯正治療には、大きく分けて二つの方法があります。
一つは、上下4本の歯を抜いて、永久歯の
生えるスペースをつくる方法です。もう一つは、入れ歯のような装置を使って、あごを拡げて
歯を並べる方法です。
この歯を抜かずに、あごを拡げる矯正治療のことを「床矯正(しょうきょうせい)といいます。
床矯正治療は、永久歯が生えそろってから
始めるのではなく、永久歯(特に前歯)が生え始める頃の6才ぐらいから、あごを拡げることにより、歯を抜かずに治療することができるという画期的な方法なのです。
床矯正の装置


当院では「矯正治療のためでも大切な歯を抜きたくない」という考えから、床矯正を行っています。
“最近、お子さんの歯並びが気になっている方”
“矯正をしようと思っているけれど、どのような方法があるのか知りたい!と思っていた方”
“床矯正について、より詳しく知りたいと思っていた方”

そのような方々の参考になればと思い、
今回の「患者さんいらっしゃ〜い」では、床矯正を行っているお子さんの保護者の方々にアンケートを実施しました(35人の方に聞きました)。
その中から、様々な声をご紹介していきたいと思います。

Q1.いつから子供さんの歯並びが気になりましたか?

   
   ・生まれる前
   ・生まれた時
   ・乳歯が生え始めた頃(2人)
   ・乳歯が生え揃った頃(2歳半くらい)
   ・3歳くらい(3人)
   ・幼稚園の頃(8人)
   ・小学生になって(11人)
   ・10歳くらい(2人)
   ・先生に指摘されて(3人)


Q2.床矯正をどのように知りましたか?(複数回答可)
  
   ・当医院(23人)
   ・知人の紹介(13人)
   ・本(1人)
    

Q3.なぜ、床矯正を始めようと思われましたか?
   
   ・親が気になっていたから(12人)
   ・先生に勧められたから(9人)
   ・料金が安いから(6人) 
   ・歯を抜かなくてもよいから(3人) 
   ・子供に負担があまりかからないから(3人)
   ・学校で紙をもらってきたから
   ・本人が歯並びを気にしていたから
   ・本人の姉が矯正をしていたから


Q4.当医院の説明は納得していただけましたか?
   
   ・はい(35人)
   ・いいえ(0人)


Q5.費用についてどう思われますか?
   
   ・高い(7人)
   ・適正(24人)
   ・安い(1人)
   ・なんともいえない(3人)


Q6.床矯正をしてみて良かったですか?
 
  
   ・はい(33人)
   ・いいえ(0人)
   ・なんともいえない(2人)


   その理由もお聞かせ下さい。
  
   ・時間的にも費用的にも満足!!
   ・とにかくきれいな歯並びにしてあげたいという想いが強かった
   ・歯を抜くことなく矯正できてよかった
   ・先生と相談しながら治療を進めていけるのでよい
   ・見た目がきれいになった!
   ・床矯正を通して歯について大事だと思えるようになった
   ・顔つきが変わってきた
   ・本人が納得しているので
   ・あごが広がってきたように思う
   ・短期間だし、歯を抜かずにすんだ
   ・まだ途中なのでなんともいえない・親子共々負担は大きい


Q7.床矯正を始めてみて、大変だった事は何ですか?
   
   ・装置をはめ忘れてしまう(8人)
   ・(最初)装置をつけるのを嫌がった・痛がった(8人)
   ・1日12時間装置を入れられない(7人)
   ・ネジを巻くこと(5人)
   ・外出先での装置管理(置き忘れてしまうことも)(4人)
   ・月日が経つと親子でルーズになった(2人)
   ・食事をしてまた装置を入れるのがだんだん面倒になった(2人)
   ・子供に装置をつけさせる習慣をつけること
   ・長期間かかること
   ・毎日のことなので少し親子で苦痛
   ・本人が乗り気でないとなかなかすすまなかった
   ・夜、寝てしまうと装置を入れてくれない
   ・ちゃんと入っているか分かりにくく、ネジを回しすぎること
   ・病気などの時、入れていないと後戻りしてしまうこと
   ・話すことがつらい
   ・通院
   ・出費


Q8.床矯正を誰かに勧めたいと思いますか?
  
   ・はい(31人)
   ・いいえ(1人)
   ・なんともいえない(3人)



さらに4人のお子さんの保護者の方に、より詳しくお話をお聞きしました。

矯正を始めて2年5ヶ月 小学5年生のちかちゃん
矯正をしてよかったのは、歯並びが良くなったことです。今までは本人も歯並びを気にしていましたが、気にすることなく笑うようになったのではと思います。学校でいじめられた事もありましたが、今はそれもなく安心しています。
子供も毎日の事で大変だったとは思いますが、親としては本人に自覚ができてよかったと思います。
費用面については、他の歯科の話を聞いたら宇治郷先生の所はとてもリーズナブルでした。費用も治療も安心しておまかせできて、先生にお願いしてよかったと思っています。


矯正を始めて5ヶ月 小学1年生の匿名希望ちゃん
正直言ってお金がかかるなぁ・・・!!
でも母の私は、乱くい歯でコンプレックスもあり。。。(自分の意志で矯正がかっこ悪いと思ってたからしなかったけど・・・)大人になって後悔しています。だから、子供にはきれいにできるってわかってるんだから矯正をすすめました。
お金にはかえられないんです!!
健康な生活を送るには歯は大切ですから!!
子供は、きちんと話をすればわかってくれました。だから今は、自分から「きれいな歯になるんよなぁ〜」と歯みがき・矯正を続けてくれています.(充分ではないけど)
子供の健康のため、節約して働いて費用を出していますが、良心的な値段なので納得もでき治療を受けれています!!


矯正を始めて半年 小学4年生のまさとくん
矯正を始めたばかり 小学1年生のなほこちゃん

きっかけは、いとこが床矯正をしているのをみてからです。常々、歯並びが良いほうがいいなぁと思っていました。簡単に出来ることを知り歯並びが気になっていたので息子にもさせてみようと思いました。
床矯正をしてから思ったことは、本人にやる気がないと続かないということです。最初は忘れることがありましたが、今では自分から歯は?と聞いてくるようになりました。
費用は、本音を言いますと今の半額ぐらいになるとうれしい限りです。
4月から、今度は、下の子の矯正を始めました。一緒にきれいな歯並びをつくっていきたいと思います。


矯正を始めて4年 中学1年生のひろゆきくん
矯正を始めて2年半 小学4年生のあいかちゃん

矯正といえば大変で費用の面も大変!!というイメージがあります。床矯正は本格的な矯正に比べれば楽に始められそうなので、子供たちの将来のためにも良いことだと思い、始めました。
しかし、矯正というものを経験するのが親も子もほとんど初めてだったので、いろいろと気を遣うことはありました。
まず、最初に毎日装置をつけたままではなく、食事のときなどに、はずすということで忘れることが心配でした。はめ忘れもそうですが、外食などした時に置き忘れをしないように・・・とか、学校ではずした時、持って帰るのを忘れはしないか・・と慣れるまでは心配しました。
母親のほうも一日一回ネジを巻くのを忘れたり、一日のうち、あれ??今日は巻いたかな?ということもありました。親も子も習慣づくまでが大変だったかな?子供の性格にもよるのでしょうが、自分の事としてきちんと忘れずはめてくれる妹に比べ、兄は言われないと忘れる、ということも、期間が伸びたり進み具合が遅れたり・・・ということにつながり、けっこう長くかかるなぁという気持ちにもなりました。
装置ではなく、歯にボタンをつけてゴムでひっぱるという処置も受けていた時は二人とも痛い!!と言ってぐずったり、食事が食べにくくなり、困りました。固定の装置になれば、忘れることはなく安心ですが、むし歯にならないようにていねいに歯を磨かせることに気を遣いました。
でも、糸切り歯が出てきて、少しずつ歯がきれいに並んでいく様子をみるのは、とても楽しみです。
私は歯並びが悪く、今、苦労しているので、子供達にはこんな苦労はさせたくないので、がんばって続けさせようと思っています。


矯正前と後を比べると、「きれいになったね」「すごく、よくなったよ」と
言葉にすれば簡単ですが、そこへ、たどり着くまでの、本人をはじめ
家族の方の時間や苦労というのは、計り知れないものだと、
今回改めて感じ、とても勉強になりました。

床矯正は、一般的に知られている歯の表面に装置を貼り、針金で歯を
移動させる方法と比べ、“歯を抜かない”“装置を取り外しができる”など良い点がたくさんがある反面、“習慣付け”や“装置を拡げていくための
定期的な装置の管理”・・・と保護者の方の協力も必要となります。

しかし、大変だった分、終了後には自信ある笑顔に
出会えることでしょう!
アンケートにご協力してくださった皆様、ありがとうございました。


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