第19回テーマ

~患者さんに学ぶ!~



うじごう歯科に来院したことのある方はご存じだと思いますが、病院内はいつもにぎやかで、あちこちから患者さんとスタッフの話し声が聞こえてきます。治療に関する話はもちろんのことですが、それ以外にも仕事、趣味、ご家族のことなど、治療に関係ないようなことも聞かせてもらっています。

 これは、治療するにあたり、患者さんの「口」だけをみるのではなく、患者さんという「人」をみることを意識しているため。どういう方なのかを知るためにも、色々と会話をさせていただいているのです。

色々な患者さんと話していると、「この方はとっても素敵だな」と思うことがたびたびありますが、今回は、うじごう歯科メンバーの多くが魅力的だと感じている
「西
江益子さん」をみなさんにご紹介したいと思います。

西江さんはなんと御年91歳! 年齢よりもずっと若く見え、いつもニコニコ笑顔でうじごう歯科へ来院してくださっています。 もちろんお口の中も、とてもきれいで、入れ歯不要の状態です。

お元気の秘訣は何なのか?また、イキイキしている人生の先輩、西江さんから教わることはたくさんあると思い、インタビューさせていただきました。 








①お元気の秘訣は何ですか?

クヨクヨせず、なにごとも前向きに考えるようにしています。  

また、テレビではお笑いを見て、ラジオでも楽しい内容を聴いて、そこから元気をもらっています。

そして、人のためにできることがあれば喜んでさせてもらうように心がけています。みんなが喜んでくれたら自分のためにもなるし、ボケ対策にもなるんですよ(笑)

あとは、なんでも疑問に思うことは納得するまで質問をして、わからないままにしないことも、元気の秘訣かもしれませんね。これもボケ対策です(笑)

あと、これは元気の秘訣とは違うかもしれませんが、褒め言葉に対しては、素直に喜ぶ姿勢と感謝の気持ちを持つように心がけています。

内科で腕を診てもらった時に、肌のきれいさを褒めてもらったり、年齢を相手に伝えた時に驚かれたことがありますが、謙遜するのではなく、素直に
「ありがとう」
と伝えているんです。



 



壁に貼っているこの言葉を目にして、いつも「みなさん、ありがとう、ありがとう。」と、心の中で繰り返されているそうです。




②どんなことを意識して生活をされていますか?

毎日、規則正しい生活をするように心がけています。家の中が汚れていなくても、掃除は毎日するし、健康のために、毎日朝、晩に5分間体操もしています。継続することが大切ですね。

そして、動ける間は、なんでも自分でするようにしています。91歳だからといって、付き添いはしてもらわないです。いずれ、先で助けてもらわないといけませんので(笑)

ただ、あまり無理をしないことも意識しています。今までは、じっとすることがないぐらい動きまわっていましたが、最近は少しからだを休めるようにしているんですよ。以前、息子に昼寝を勧められたのですが、眠たくないので寝ることができず、代わりに横になってラジオを聞いて休むようにしています。

また、「こうしないといけない、ああしないといけない」などと考えないようにしています。自分の思うように、自由にさせてもらっています。




西江さんの
オリジナル体操








③歯に関して気をつけていることはありますか?


朝晩のハブラシは必ずしています。歯間ブラシも使っていますよ。

そのおかげで、80歳の時に、「8020(80歳で20本の歯を残すことを目標にしている運動)」を達成できているということで倉敷市から表彰されました。わざわざ家に、歯医者さんが歯を数えに来てくれたんですよ。
今でも24本の歯があります。

8020達成の際、
賞状とともにもらった時計




④楽しいことや、幸せを感じることは何ですか?

ひ孫が遊びに来てくれることが楽しみです。

また、子供たちがとても優しくて、私のことを大切にしてくれることにも幸せを感じます。食事に誘ってくれたり、旅行にもたくさん連れていってくれるんですよ。

だから、もし自分が死んだら、家族みんなにお礼を伝え、満足でしたと感謝すると思います。

そして一番星になって、家族みんなが元気で過ごせれるように照らし続けたいと思っています。





お孫さん、ひ孫さんたちの写真

(西江さんを中心にお子さん、お孫さん達が集まられており、家族の絆がとても強いという印象を持ちました。

子供達が自分の親を大切に考え、その姿を見るお孫さん達もまた、親や祖母を大切に考えているから、繰り返されて、みんなが幸せになれるのだなと、お話を聞いていて、温かい気持ちになれました。)





編み物、ミシン縫いも大好きです。

主人を亡くしてクヨクヨしていた時があったのですが、そんな時に息子に勧められて、50才からの4年間、編み物の学校に通いました。

そして一級を修得して編み物の先生になり、近所の方に教えるようになりました。

編み物を始めたことをきっかけに、色々な人に出会って、人の温もりに触れることができ、またその方たちから良い刺激を受けたことで、前向きに人生を過ごせるようになったと思っています

 西江さんの作品











 ⑤人生の先輩として、
これを読んでいる方に一言お願いします。

わたしは日頃から「人の喜ぶ顔がみたい、人を笑わせたい」と思っていますが、「みんなが喜んでくれたら、自分も幸せになれる」、そんな気持ちで毎日過ごせたららいいですよね。
あとは、「年をとっているから」、「いそがしいから」とあきらめず、自分のこだわりをもって生きるのもいいですよ。

最後に、長く生きていれば、つらいこと、苦しいことがたくさんあります。でも、生きていればいいことも、うれしいこともたくさんあります。みなさんも前向きに頑張っていってください。

 



感想



西江さんは、うじごう歯科に来院された時は、いつも笑顔で、丁寧にお話をして   くれ るので、今回のインタビューでは、西江さんの笑顔の秘密について知りた   いと思っていました。

前向きな考え方を持ち、人のためになることをしたい、人を喜ばせることが大    好き ということで、きっと無意識のうちに西江さん自身笑顔になっていて、
その笑顔を見た周りの人たちにも、それが自然と伝染していくのだろうなと感じました。

お宅に伺ってインタビューをさせていただきましたが、西江さんとのお話はとて   も楽しくて、気づいたら2時間も経っていました・・・。最後に、宇治郷先生の笑   顔はとてもいいと褒めてくれました。

ニコニコと笑顔で世間話をしてくれる先生は、他にはいないとの事でした!
西江さんに負けないよう、スタッフも、笑顔で頑張りたいと思います。

今回のインタビューを終えてみて、元気な方は、たまたま元気なわけではなく、   元気でいられる理由があるということがわかりました。

前向きに物事を考えて、自分のポリシーを持って日々生活されている西江さんから、たくさんのことを教わった気がします。 

色々な方とお話をすることができるわたしたちは、今後も、患者さんからたくさんのことを教わる機会があると思います。

コミュニケーションを重ねることで、より良い医療を提供することができると思うし、私たちも、患者さんから色々なことを学んで、人間的にも成長していきたいと思いました。

最後になりましたが、西江さん、ご協力ありがとうございました!












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