第7回目のテーマ

突撃インタビュー!「私、歯医者が嫌いでした・・・」
みなさんは「歯医者」と聞いて、イメージすることはどんなことですか?すぐに思いつくのは「痛い」「怖い」「音が苦手」など、嫌なイメージが強くないですか?
当院でも、そんな怖いイメージをもって「勇気を振り絞ってきました!」や「もう、これ以上どうしようもないと思って・・・がんばって来ました」と、意を決して来られる患者さんに多くお会いします。
そんな患者さんが、あるとき変わるのです!
自ら「治したい」とがんばって通ってこられるのです!
でも、なぜこの患者さんたちは変わられたのでしょうか?
今回の患者さんいらっしゃいでは、お二人の患者さんにスポットをあて、歯医者に対するイメージがなぜ変わったのか?どうしてがんばってこようと思ったのか?など、対談形式でお話をお伺いしました。


まず、お一人目は遠藤宣典さんです。最初は、治療するところが多くあったものの、前歯だけを治したいと来られました。それは遠藤さんが中学生のとき、歯医者での苦い経験をして、歯医者がとてもとてもイヤなところだったからです。でも、あるとき、遠藤さんが変わったのです!最初は前歯だけ治す予定だったのが、全部治します!とがんばって治療に通われるようになりました。そして、今回の治療を通して、歯の大切さを十分に理解され、もう決しておろそかにしないと、強く決心されました。今後は、このよい状態を保てるように定期的なケアを続けられます。

遠藤さんがうちに来られたきっかけは何だったんですか?ご紹介ですか?
中庄に住んでいる友達に、「この地域ではうじごう歯科がいいよ!」って聞いたんです。ちょっと遠いけど来ようと思ってホームページでチェックして。
今でも時々ホームページ見てますよ!「スタッフのひとり言」のコーナーで大笑いしてます!!
うちのホームページはどうですか?
見やすいし面白いよね。何かで笑ったんよ!何だったかな…村上先生もけっこう面白いのを書いとったんよ。プロフィールのところかな!?
ひとり言は毎週更新してるんですか?
スタッフのひとり言は週2回ですね。今後も面白いことが出てくると思いますので楽しみにしといてくださいね☆

実際、うちに来てみてどうですか?
最高!!
来る前は噂やホームページなどでイメージがあったと思うのですが、どうでしたか?
初めて行く前は、“どんな治療しとるんかな…”とか正直やっぱり怖かったけど、来たらそんなことなかったです、本当に。
でも、やっぱり初日は緊張しました?
初日は…そうですね。最初だけです。
最初の頃に院長先生が「最近の歯の治療は、痛くないですよ!」って言ってて、実際に治療してみたら、やっぱり院長先生の言った通りで。“こんなものか”と思いました。それでここまで頑張れたんだと思います。
なら、ここまで頑張れてるのは痛くない処置があったからということですか?
そうですね。逆に歯医者が大好きになった感じかな!!スタッフも明るいし親切で丁寧だし!
歯を抜いたりするようなハードな処置もあり、治療には3ヶ月くらいかかりましたが、大変ではなかったですか?
抜くのは本当に正直なんともなかったです。あんなもんなんですか!?それともテクニックが上手い!?
痛くなく、あっという間に終わりました。

歯医者は久しぶりですか?
もう22年ぶり。それまで全然治してなかったから、ブランクがあって怖かった。
今回22年ぶりの歯医者でしたが、今になって行こうと思ったきっかけはあるんですか?
あ〜そうですね。口の中だけど自分のイメージを変えようかと思ったのがきっかけです。
やっぱり歯がなかったらかっこ悪いじゃないですか!?見た目も悪く見られるし。だからそういうのをなしにしようと思って。
まぁこんな歳まで放っておいた自分が悪いんですけど…それがきっかけですね。
絶対に変えんといけん!っていうのは自分の中にありましたね。ここまでよく辛抱したと思います。
今はもう自信がつきましたか?
本当になんか良い感じ!だから岡山県にいる以上は、どんなに遠くに引越ししたりしても、歯医者といったらここへ来ますよ。院長先生をはじめ、みんな良い人だし。他の患者さんにもそういうの言われません?本当に親切だと思うよ!

今までの歯医者さんはどんな感じでしたか?
中学生の時は、もう本当に愛想のない対応をされました。「次の方どうぞ」って言われて入ったら、すぐに今度は「あ〜んしてください」って…。なんで「あ〜ん」なんか言われんといけんのんみたいな。これから何をするかも簡単にしか説明ないし。
で、「痛かったら言ってください」って言われたので、痛いって言ったら「我慢しましょうね。」って言われて…“はぁ!?”いう感じになるじゃないですか!!
確かにそうですね…
もう他の歯医者には、行けれません。また最初からでしょう…もし愛想なかったらどうしようとか不安になるじゃないですか…。
けっこうそういうの気になるんですよ。
でもここはそんな子がいないです。自信満々に仕事をしてるでしょう!受付の子でも衛生士の子でも、全員が仕事に対する意気込みっていうか前向き前向きにやってるそういうとこが好きだな〜って思ったりしてます。
うじごう歯科医院に対して、こうしてほしいという注文や希望は何かありますか?
今のところはないですね。
来ても待たされないし、治療のときもみんなテキパキと手際もいいし。「まだか!?いつまで待たすんだ!」みたいなことを言う必要もないし。待つのが嫌いで、待たされると、「まだ?」と言うことの多い僕が、ここではそんなことを言わないっていったら相当なもんですよ!それにやっぱり自信があるような感じで働いてるし。いじけることがないでしょ?まぁたまにはあるのかもしれないけどね。人間だから絶対完璧な人っていないから。
遠藤さんにとって、うちのスタッフはどんな存在ですか?
存在的には…恩人。
自分をここまで助けてくれたというか、一生懸命になって治療してくれて自分を変えさせてくれたので。大げさに言うと…神様。じゃあねぇなぁ(笑)
ははは(笑)
神様まで言ったら笑うでしょう!!恩人っていうかとにかく“ありがとう”って言いたいですね。

遠藤さん自身、これから自分がどうなっていきたいとかありますか?
それはもう虫歯ゼロですよ!ずっとゼロ!もし小さいのでもできたらすぐ来ますよ。
もう僕今すごいですよ!職場でも昼休みに歯磨きしてますから!
同僚に「何してるんです?」って言われるけど、「いやいや、これからは絶対変わってやるからよう見とけ」って。
1日3回ですよ。もう必ずやってます!上手なのかは分かりませんよ。でも教えてもらった感覚を意識してやってるつもりです。
その意識が変わることが、まず大きな進歩ですね!
ですよね。だから前に比べて歯磨き粉がすごいよく減るんで(笑)
眠いときは、“あぁ〜もうええわ〜”と思い、してなかったんですけど、今は眠たいとか関係なく“あ〜もう歯ブラシ歯ブラシ”って。歯磨き粉入れたまま寝てしまってた時もあったんですよ(笑)気付いたら回りが歯磨き粉だらけになってて。つい最近です(笑)
歯磨きを頑張られているのは、すごく伝わってくるんですが…うがいはして寝た方がいいと思いますよ(笑)
でも実際はこれからが勝負だったりするので!1回きれいになったものを、ここから悪くならないように歯磨きや歯石のお掃除などを是非続けていきましょうね。

はい!もうこれからは虫歯や歯周病にならないように歯磨きも頑張るし、また2ヶ月ごとにそうじに来るのでよろしくお願いします!!




続いて、守安望くんです。ムシ歯を治すのに、何回練習してもできないお子さんは押さえて治療することがあります。しかし望くんのお母さんから、回数がかかっても押さえて治療することだけしたくないと、強い希望がありました。そして、がんばって通って、少しずつ慣れていきました。今では、とても上手に治療ができるようになりました。
望くんのお母さんにお話を伺いしています。

まず最初に、うちに来たきっかけはありますか?例えば誰かの紹介だったりとか、ホームページをみたとか。

中庄に住んでいる知り合いの人の紹介です。私が中庄の方に引越しをして来たばかりだったので、「どこかいいとこ知らない?」って。
その方には、何かこう…うちのこと聞かれました?
いえ。もうその時は痛い時だったので、だからもう「どこかいいとこ知らない?」って。その人は私が歯医者嫌いで苦手だってことを知ってた人なんですよ。小さい時の記憶があって、希望の歯医者の条件をいくつかあげたら「あそこに行っといで!あそこはいいよ!」って教えてくれたのがここだったんです。
ちなみに、その条件というのは?
あのね〜、無理にしない、時間をかけてちゃんと説明してくれて、その中で私の気持ちを聞きながらしてくれてっていう。

お母さんご自身は、今までの歯医者はどんな感じだったんですか?
私も子供と一緒で、4歳5歳の時にはもう全部ガタガタな歯だったんです。それを両親が共働きというのもあって短期間で強制的に治療をさせられて、先生にすごい怒られて、歯医者で泣いた記憶しかないですね。
じゃあ、今までのお母さんの色々な経験などがあったから、今回望くんにも何回も練習を積み重ねたんですか?
そうですそうです。歯は、やっぱり自分の歯でいてほしいんだけど今の歯にしてしまったのは私の責任でもあるし、ここで歯の治療を嫌がると、私の様に逃げ道ばっかり考えるようになると思うんです。歯が痛い思いはやっぱり私もわかってるので。
だから、どうしても自分の子供には私が嫌々受けてた治療ではなく、頑張っていこうっていう気になれるようにしてあげたい。「歯医者行くよー」っていったら、「えぇ〜」って言いながらでも行って頑張れる様にしてやりたいと思って。
今回はたまたま妊娠の時期と重なってたんだけど、たぶんどんな状態でもお願いはしてたかなと思います。先生達は大変ですけど…(笑)
いえいえ。すごいなーっと思って。どうしても練習に何回もかかって大変じゃないですか。最初の頃、何回練習してもうまく出来なくて、「もう押さえてしますか?」と提案したこともありましたけど、根気強く頑張られましたね。
先生に言われた時に、妊娠9ヶ月目を考えれば1回でも早くっていうのがあったんですけど、あの時の自分の気持ちを考えればあの子も嫌だろうし。
最初の頃はやっぱりごねてたんですけど、だんだん回数を重ねていくと、前日から「明日は歯の治療だよ」とか「歯医者さん行くよ」て言えば、「うん、わかった〜。じゃあ、またここの歯やる?」とか「シールもらえる?」とか。
最初は車を降りる時には、「今日は車がいっぱいだから降りれないや」とか「先生忙しいって」とか「先生、今日風邪ひいたって言ってた」とか「今日お休みだ」って言い訳をしてたけど、今は自分で「先生が待ってるよ」って。
変わってきたから良かったかなー!頑張った甲斐があったなー!!って思います。「歯が痛いから先生に診てもらおうかなぁ」って、そういうことも今では自分で言うくらいだから、先生や衛生士さん方にも受付の皆さんにも慣れてきたかなーって(笑)。逆に、これだけ来たら良かったかもしれないです。

他の病院も苦手だったんですか?

ここに来させてもらう少し前に、お腹を壊して救急に行ったんですけど、そこで注射を何回も失敗されたり男の先生に無理矢理押さえつけられてされたんです。
本当にタイミングが悪かったんですね…(笑)
そう。だから最初こちらに来たときも、とても不安だったんです。でも、だんだん歯医者さんと救急の先生は違うんだよっていうのがわかってくるにつれて、もうここでは大丈夫になって。だから、家族も皆「よく行くって言うようになったね!」って驚いてます。
良かったです!!
最初の時はみなさんも大変だったでしょう。私もどう言っていいのかわからないし怒るわけにもいかないし、かといって励ましても聞こえてないし…どうしようどうしようって。もう試行錯誤で。本当にお世話になりました。迷惑かけることが多かったと思います。
いえいえ!私達も望くんが毎回ちょっとずつでも出来ていくようになるとすごく嬉しいんですよ☆
治療が終わってから褒めてもらうと、「今日褒めてもらったねー、望えらいね☆」って自画自賛(笑)。「うん、そうだね〜!」って。「今日はどのお姉さんかな〜?」とか、「あのお姉さん好きだな☆」とか言うし、「今日のお姉さん面白かった!」とか。で、最終的に「みんな好きー☆」とか「受付のお姉さんお土産くれるから好きー」とか。
かわいいですね〜。
「次はどの先生かな?」って言ったら、「先生はあの先生だから、あのね、お姉さんが変わるんだよっ。楽しみだね。」って。

本当にかわいいですね〜。
本人もね、そういう楽しみができれば、良かったねって思います!

では、歯医者に関して色々なイメージがあったと思うのですが、うちの第一印象はどうでしたか?

最初は怖かったし緊張したんですが、先生が「だいたいこのくらいの回数になります」って回数を言ってくれたり、治療の段取りを言って下さったので、すごく安心できましたね。こんなに説明してくれる歯医者さんがあったんだ!って。望のときも最初に説明してくれたので、覚悟もできましたし、助かりました。
確かに先が見えないっていうのは不安ですよね。
そうなんです。何回くればいいのかわからないのは、「そんなに悪いんだ」って不安ですね。

次の質問ですが、お母さんや望くんにとって、うちのDr、衛生士、受付はどんな存在といえますか?

先生や衛生士さんは、望のために頑張ってくれているお姉さんっていうんですかね。先生やお姉さんたちが声をかけてくれるから、望はその通りに頑張れる。主人も私も「望に頑張る力を与えてくれている人達」と言ってるので、望の中でもそういうイメージなんじゃないかな。治療が終わってから、「よく頑張ったね、遊んでいいよ。」って言ってくれるのが受付の方々です。
だから、受付はリラックスできる場所。診療室に入ると先生もお姉さんも頑張る場所で、望も頑張る場所。受付と診療室の間のドアによって気持ちの入れ替えをするんです。一歩入ったら、真剣勝負で頑張る場所だよって。でも、終わってドアを一歩出れば、遊んでいいし、よく頑張ったからご褒美ももらえる。そして、「僕頑張ったんだ」って安心して帰れる。
一つ一つの毎回の積み重ねが自信に繋がっていくんですね。
そう。だから受付の方の「よく頑張ったね。ご褒美だよ。」っていうのも、先生や衛生士さん方の「頑張ったね」「一本終わったよ」という声かけも、彼の中では頑張ったんだって喜びに変わるんです。「みんな頑張ったねって言ってくれたから、母ちゃん、望今日頑張ったよね。」って帰りの車の中でぽろっと言ったりするんですよ。

スタッフや病院に対して、何かご意見やアドバイスはありますか?

それは特にないです。望が最後まで治療できたのは、やっぱり先生や皆さんがいてくれたからなので。私一人の声かけでは絶対に無理だったし、家族の者だと強制的に「やりなさい、頑張りなさい、当たり前です」ってなるんですけど、ここでは皆さんが「じゃあこうしてみるね」って親とは違うように励ましながらやって下さったので感謝しかなかったです。
健診に行って、虫歯とすごく書かれたのでショックだったんですけど、それが治ってすごく嬉しいと思ってます。
私は、「ありがとうございました」の一言です。これからも宜しくお願いします。
こちらこそ宜しくお願いします。ありがとうございました。



貴重なお時間を割いて、今回の対談にご協力いただいた遠藤さんと守安さんには、とても感謝しております。ありがとうございました。
人は何かを始めるとき、先の見えないことに不安を感じます。「自分にできるのだろうか?」「このままのほうが楽なのではないか?」と。でも、「変わろう」と一歩踏みだす勇気が、人をさらに成長させるのです。お二人のお話からは、「変わろう」という強い決意を感じました。
また私達も、お二人との対談を通して、気付くことがありました。それは患者さんの歯医者に対する「怖い」や「痛い」という不安を分かっているようで、十分に理解していなかったと思います。毎日、その環境にいることに慣れてしまっていたように思います。もっと患者さんと同じ目線で、同じ気持ちで医療を提供することが大切だと改めて気付くことができました。今回の遠藤さんと守安さんの言葉をスタッフひとりひとりで、しっかり受け止め、これからの診療で活かしていこうと思います。
そして、輝きに満ちた変化に出会えるところで働ける、我々スタッフは幸せ者です。ありがとうございました。



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